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| - 藤田先生はお若い頃より日記がわりに和歌を詠まれており、その数も今では6万首以上にもなるそうです。藤田先生の和歌にも大勢のファンがいらっしゃり、前々より皆様からは整理して保存してほしいとのご要望をいただいておりましたが数が数だけに、何処からどのように手を付けてよいか分からずそのままになっておりました。
作品集『桃山志野現代に焼く』に掲載の90碗の志野茶碗のそれぞれにに詠まれました和歌をはじめ、複数の井戸茶碗や萩茶碗などの開き茶碗にも銘を付けてそのお茶碗それぞれに和歌を添えるということになりましたことを機に、少しずつではございますが和歌の整理のお手伝いをさせていただいております。書に関しましても藤田先生のファンの方が大勢いらっしゃり「陶芸家の描く書」といたしまして芸術的、個性的で他に真似ができない字だとプロの皆様方にも定評がございます。その和歌と書が一緒に楽しんでいただけます短冊を、私の好みだけで掲載させていただいておりますので申し訳なく思っておりますが、それでも大勢の皆様が新規掲載を楽しみに待っていてくださいますので今後もボチボチ続けていければと思っております。この「短冊」コーナーも、時々のぞいていただけると嬉しいです。 | | |